日吉台地区は40年ほどの歴史を持つ新興住宅地です。これまでは、自主自律の精神の誉れ高い自治会組織が地域の運営を果たしてきました。しかし、その主たる担い手が高齢化すると共に、近く新名神高槻インター供用が開始されると、自分たちだけで完結していた地域の運営に、多種多様で複雑な要素が加わります。そこで、従来の地域運営を支援する「地域と行政をつなぐ存在」がより必要となると考えています。みなさんの声をぜひお聞かせください。
政策リスト
世代つないであんしん、安全、災害に強い地域を
安全で住みよい地域、それこそが最も私達の求めることだと思います。そのためには、どのようなリスクがあるかを具体的に考え、その対策をみんなで行っていく、そうした取り組みが必要になります。こうした取り組みが防犯に強い地域づくりにもつながると考えます。そこで、防災活動を中心としてお互いに助け合える地域づくりを行うとともに、高齢者から子どもをつなぐ縦の関係、お隣さん同士の横の関係づくりを進める取り組みを進めたいと思います。
地域と学校、パートナーシップの促進
学校は地域の財産です。地域のセンターとしての学校はどうあればよいのか。PTA活動を通じて、私はよく考える機会がありました。そのためには、お互いの良さを認め合い、子どものために何ができるかという目的でパートナーシップ関係を築いていくことだと思いました。まるで、私達夫婦のようでもあります。ただ、学校も地域も、お互いに忙しい。理念だけでは、どこかで子育てを押し付ける場面も生じてきます。そこで、校区内中学校に常駐の「地域担当副校長」を据えることはできないか、と考えています。そして、この副校長の下にもう一人地域員を配置し、地域とのコミュニケーション、不登校支援など、地域ぐるみで対応しなければならない問題やクラブ活動、放課後学習の指導員などの窓口となっていただきます。この二人は学校定員外とし、給与などの予算措置は市費とします。並行して、域内小中連携を推進するため、副校長は校区内小学校の副校長の兼任します。
新名神対応の住民安全センターを
新名神の工事が進み、高槻インターチェンジの具体的な姿が見えてくるとともに、ずいぶんと街並みも変わってきました。これまで行きづらかった場所へも便利に通えるようになる、という期待が膨らみます。一方で、近くに住む私達にとっては、これからどのような問題がでてくるのか、不安なこともあります。渋滞は大丈夫なのか、防犯、安全に心配はないのか。もし、何か困ったことが起きたとき、私達は誰に、どのように訴えればよいのでしょうか。例えば、交通量が増えることにより、通学路の安全は保たれるのでしょうか。そうした、私達の様々な想いや悩みを、どうすれば行政に届けることができるでしょうか。そこで、私は、新名神対応に伴う問題のワンストップ型の「住民安全センター」を設けたいと思います。ここで、みなさんの声を集約して行政に届けるとともに、私達自身が動くことでできることはないかを考える場づくりができればと思っています。
上記政策に関連するサイト
日吉台地区の集まりでとったアンケートをもとに、地域の人たちが何を望んでいるかという声を聞いて回っています。坂の多い地域で、ご近所スーパー、いつでもドクター、どこでもバス、どういったものが必要にされているか、という声を伺いました。